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ステップワゴン7人乗り用フラットマットの開発ストーリー|新入社員の想いをきっかけに


NOMAD BASEの車中泊フラットマットに、新しく「ステップワゴン7人乗り用」が加わりました!

ステップワゴン7人乗り用フラットマット

今回の開発は、いつもの商品開発とは少し違うきっかけから始まりました。
きっかけとなったのは、今年度入社した新入社員Sさんの企画書です。

美術大学を卒業し、この春セルタンに入社したSさん。
Sさんのお父さんは以前から車中泊に興味があり、NOMAD BASEの車中泊フラットマットにも関心を持ってくれていました。

ところが当時、NOMAD BASEの車中泊フラットマットシリーズには、お父さんの車に合う「ステップワゴン7人乗り用」がまだありませんでした。
「いつか発売されたら使ってみたい」と、楽しみに待ってくれていたそうです。

これまで、自分のやりたいことを応援し続けてくれたご両親へ、感謝の気持ちを込めて何かを届けたい。
そう考えたSさんが思いついたのが、セルタンで初めての商品開発に挑戦し、「ステップワゴン7人乗り用の車中泊フラットマットを形にすること」でした。

Sさん、または企画書・開発初期の様子
新入社員Sさんの企画書から、今回の開発が始まりました。

1.きっかけは、お父さんの車中泊

NOMAD BASEの車中泊フラットマットは、通常、車種ごとの需要やお問い合わせなどをもとに、開発する車種を検討しています。

一方で、今回のステップワゴン7人乗り用フラットマットは、Sさんの企画書が出発点となりました。

「お父さんに使ってもらえるマットを、自分の手で開発したい」

そんな想いを込めて企画書を作成し、車中泊プロジェクトの責任者へ提出。
Sさんの想いを受け、社内でも「一緒に形にしていこう」と、開発を進めることになりました。

Sさんにとっては、入社後初めての商品開発。
そして、ご家族への感謝の気持ちも込めた、特別な開発です。

企画書・打ち合わせ・開発スタート時の様子
企画書をもとに、社内で開発に向けた話し合いが進んでいきました。

2.実車に合わせて、少しずつ形に

車中泊フラットマットは、車種ごとに専用設計でつくっています。

まずは実際の車両を用意し、シートアレンジを確認するところから始まります。

  • どのシートを倒すのか
  • どこに段差ができるのか
  • 人が横になれる長さを確保できるか

実際に車内を見ながら、使いやすい形を探っていきます。

車内測定の様子
今回はステップワゴン8人乗りのマットを置きながら寸法の違いを見ていきます。

車内の寸法を測定し終わったら、ウレタンを加工。
もちろん、一度でぴったり形が決まるわけではありません。

置いてみて、確認して、調整して、また置いてみる。
そうした試行錯誤を繰り返しながら、車内に合う形へと少しずつ近づけていきます。

ウレタンを加工している様子
測定した寸法をもとに、車内に合う形へチップウレタンを加工していきます。
試作マットを車内に置いて確認している様子
マットを実際に車内へ置き、形や厚みを確認します。型紙も作ります。

フラットマットで大切なのは、ただ車内に敷けることだけではありません。

実際に横になったときに、できるだけ傾きや段差を感じにくいこと。
そして、車中泊の時間を少しでも快適に過ごせること。

マットの形や厚みを確認しながら、Sさんも一緒に開発に参加しました。

3.サンプルができあがるまで

形状が決まったら、マットのカット図を作成します。
そのカット図をもとに縫製用のデータを作成し、海外工場へ送ります。

海外工場では、縫製図をもとに本体生地を製作。

海外工場・生地・縫製に関する写真
中国の工場で縫製。
海外工場・生地・縫製に関する写真
データ通りに本体生地が出来上がりました。

届いた生地を、カット図に合わせて切り出したウレタンに被せることで、サンプルの形にしていきます。

生地やサンプル製作の様子
完成した生地をカット済のウレタンに被せ、サンプルとして形にしていきます。

普段はなかなか見えにくい工程ですが、セルタンの商品は、国内での設計・試作と、海外工場での縫製が連携しながら作られています。

4.完成したサンプルを実車で確認

完成したサンプルは、実際にステップワゴン7人乗りの車内に設置します。

  • 段差がきちんと埋まっているか
  • 寝転がったときに違和感がないか
  • 設置したときに使いにくい部分がないか

実際の車内で確認しながら、商品として問題なく使えるかを見ていきます。

マットを置いた状態を確認すると、車内の段差が埋まり、寝転がりやすいスペースに。
開発中に何度も確認してきた形が、ひとつの商品として見えてきました。

完成したサンプルを車内に設置した様子
完成したサンプルを車内に設置し、形や使い勝手を確認します。

ここまでの工程を、Sさんも一緒に進めてくれました。
この後は、商品画像の作成や取扱説明書の作成、その他社内での調整を行い、発売に向けた準備を進めていきます。


5.完成したマットを、お父さんへ

完成したステップワゴン7人乗り用フラットマットは、Sさんのお父さんへお渡ししました!

当日は、お父さんが会社まで来てくださいました。

Sさんが初めて開発に関わった商品を、直接お父さんへ手渡す。
それは商品の完成を報告する場であり、これまで応援してくれたご両親へ感謝の気持ちを伝える機会にもなりました。

車中泊を楽しみにしていたお父さんへ、
自分が開発に関わったフラットマットを届ける。

商品開発の先に、使ってくれる人の顔があることを改めて感じられる時間でした。

お父さんへ渡している様子
Sさんが開発に関わったフラットマットを、お父さんへ直接お渡ししました。

6.実際の車中泊でも使っていただきました

お渡ししたフラットマットは、さっそく車中泊で使っていただきました。

車内に設置されたマットを見ると、段差が埋まり、しっかりとフラットな空間に。
お父さんにもとても喜んでいただけたそうです。

実際に車中泊で使用している様子
実際の車中泊でも、ステップワゴン7人乗り用フラットマットを使っていただきました。
車内全体のフラット感が分かる写真
素敵な車内空間に仕上がっていますね!

7.使う人を思い浮かべるものづくり

今回の開発は、新入社員Sさんの企画書から始まりました。

身近な使い手を思い浮かべながら、実際の車両で測定・試作・確認を重ね、ステップワゴン7人乗り用フラットマットとして商品化に向けて進めてきました。

車中泊フラットマットシリーズの新しい対応車種として、ステップワゴン7人乗りでも、より快適に車中泊を楽しんでいただけるようになりました。

セルタンのものづくりは、使う人の暮らしを想像するところから始まります。

車中泊をもっと快適にしたい。
家族との時間をもっと楽しみたい。

そんな想いに寄り添える商品づくりを、これからも続けていきます。

ステップワゴン7人乗り用フラットマット

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